概要
株式会社千葉薬品グループは、多くの子どもが、自然とのふれあいの中で、明るく健康に育ってほしいと願い、1976年から長きに渡り、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)の一環として、都会では味わえない四季折々の広大な自然の中で自然体験活動を提供してきました。
普段、学校や家庭では体験できない自然体験と異年齢集団での生活を大切に継続的に取り組んでいます。年間延べ約5,000人の参加があります。
理念
現在、私たちの住む社会は様々な環境問題を抱えています。文明や科学が発達し、暮らしが豊かになった分、失ってしまったものも多いように思います。社会や環境、学校が変化しつつある今日、忘れかけていた人間の感性をもう一度取り戻すためにも、ヤックス自然学校は「Learning by Doing!(自ら体験し、そして学ぼう!)」を合言葉に、普段、学校や家庭では味わうことのできない自然体験活動を実践していきます。
大人は、未来を担う子どもたちへ、より良い自然体験のチャンス(機会)を与えることが責任です。子どもたちには自分を大切にし、個性豊かな人間に成長して欲しいです。また「自分の身は自分で守る」という力を持った人間になって欲しいと強く願っています。
総合ディレクター 小松 敬(キャンプネーム ボクサー)
組織
株式会社千葉薬品グループの強力なバックアップ
都会で生活をするこどもにとって、大自然に接し、自然の中でのびのびと遊んだり、スポーツをする機会が本当に少なくなりました。私達が夢を託すこども達に、自然の美しさや素晴らしさを知ってもらいたい。心も体も健康に育って欲しい。こんなことを願いながら、株式会社千葉薬品グループは、ヤックス自然学校をバックアップしています。
運営・指導スタッフ
専属スタッフがキャンプディレクターとして運営・指導を行います。キャンプディレクターは、自然体験活動に関する各種資格を取得し、リスクマネジメントトレーニングを積み、参加者の安全への配慮を徹底しております。
参加者には、当校所属のキャンプリーダーが付き添い、運営・指導を行ないます。将来の小中学校の教職員を目指す千葉大学教育学部を中心とした大学生、約50人がキャンプリーダーに登録しています。子ども・自然が好きで、そして個々に熱意を持って活動に参加しています。
子どもに自然体験活動を指導する上で最も大切なことは、指導者自身が自ら体験し、学ぶことです。ヤックス自然学校のキャンプリーダーは、年間を通じてリーダートレーニングを受講し、キャンプ指導、レクリエーション指導、スキー指導、児童心理学、安全管理(救急処置法)等、指導者(リーダー)としての資質を高めています。また、各プログラムで実施するアクティビティーをトレーニングや研修会で事前に体験、習得してから、実際のプログラムへ繋いでいくようにしています。
規定の講習会に参加したリーダーは、全国体験活動指導者認定委員会が定める自然体験活動指導者(NEALリーダー)として登録しています。